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空中キャバレー2017 感想

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松本市で開催された空中キャバレーに行ってきました!

なんかすごい圭吾さんに会いたい気分で軽率にプチ遠征。特急って初めて乗ったんだけど安いですね、片道7000円くらいかな?

 

空中キャバレーは長野県松本市で2年に1回開催されている参加型エンターテイメントショーで、過去には石丸幹二さんなんかもゲストで出演されていたそうです。

演劇、サーカス、音楽、歌と盛りだくさん。イメージとしては、クラブセブンにサーカスと楽器を足してダンスを抜いてお客さんを巻き込んだような感じ。サーカス色がかなり強め。スケッチの雰囲気は結構似たものがあるかも。サバとか。笑

 

開場は開演時間の30分前。といっても、まだ客席に入れるわけではなく、建物の中のマルシェまでの開場。

マルシェというのは会場のロビーのようなところに並んだサーカスの出店のようなものです。地元のお店の出店があったり、大道芸を披露している人がいたり、楽器を演奏している人がいたり。(そういえば松本駅から劇場までの道に楽器関係のお店がたくさんあったんだけどそういう町なのかな)

中でも異彩を放っていたのが、ライオン(の格好をした人)が入った大きな檻と、導線に背を向けて一人黙々とキャンバスに絵を描く裸足の男性。めっちゃ不気味でサーカスのダークな感じが最高だった。

普通に日本で生活していたらまず出会わない空間。モーツァルト!のプラター公園ってきっとこんな感じなんじゃないかなって思ったらワクワクしました。おもちゃ売りのお姉さんはまさに風車を売るコンスタンツェって感じ。

 

 

開演時間になると合図とともにキャストの行進が開始。一緒に後ろについていく形で客席入場してそのまま音楽と共に公演開始。なので早く行っても場所取りができるわけではないというか、椅子に座らない限り途中途中で移動が発生するので場所取りという概念がありません。

後方には10列くらいの固定椅子があるんですが、前方はフラットな床に座って見る形です。今度はこっちへ、次はあっちへと移動。これがね~、近くで見られるし楽しいんですが結構体力使いました。立ったり座ったりって意外と疲れるよね、地べたに座りやすい格好で行きましょう。

ステージと同じ高さに座ることになるので、3列目にもなると足元でやってることは見えないかも。ここだけは改善してほしいなぁと思うんですが、参加型を謳っているし難しいのかな…ステージに高さが欲しい。それか座る用のブロックをもっと高さ違いでたくさん置いてほしい。見えるか見えないか時の運っていうのはやっぱり余計なストレスになります。

 

 

 

 

※ここからは内容についてめちゃくちゃネタバレしてるので、これから見に行くという方は読まない方がいいと思います。仕組みについてはここまでで話したのでほんと絶対読まないほうがいい。お願いだから予備知識なしで見てほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

1幕。小野坂○也似(主観)のアコーディオン奏者の方の演奏でわいわい始まり、空中ブランコのパフォーマンスと一緒に不思議な朗読劇があったり、かと思えば鼻に蝶々(とクワガタをつけた圭吾さん)のスケッチがあったり。

サーカス団がほんとうにすごくて、7つのジャグリングや天井を逆さに歩くパフォーマンス(まじこれすごかった)など本当にガチのサーカス。火も吹いてたけどこれはどっちかというとコント。笑

 

で、ほんとにすごかったのが2幕冒頭。

今まで座っていた位置から大分前方に案内され、赤い幕の前で演奏開始。それが終わって幕が開くと、上空に一本のロープ。

ほんとのほんとの綱渡りです。

真っ暗な背景をバックに命綱なしで綱を渡っていく男性。やっぱり綱渡りって手になんかあの長い棒持つんですね、私ほんとの綱渡りって初めて見た。アコーディオンの演奏も相まってなんとも幻想的な空間。

そして男性が中ほどまでくると、真っ暗だった空間がぼんやり明るくなってきました。

後ろに見えてきたのはたくさんの照明と真っ赤な客席。

http://www.mpac.jp/guide/grand-hall

まさにこの風景そのままです。

もうほんとに鳥肌。まずこの光景が綺麗すぎて口が開いてしまったし、自分が今いる場所が舞台の上だったんだと気付いて震えました。男性(マットさんというらしい)は第2バルコニーの下手から上手へ渡っていきました。ぼんやり浮かび上がるから最初実物だって理解できなくて…絵画かと思った…。

っていうかこの劇場オペラ劇場みたいでめっちゃかっこいいな?!普通にこのホールで舞台見たい。私たちが座っていた地べたは舞台上で、後方に設置されていた椅子は実験劇場という名前の仮設劇場だったようです。ということはマルシェは舞台袖で、入ってきた入り口は搬入口か何かかな…なんだこれすごいな?!

もうこの灯りがついていく光景だけで元が取れるくらいこの演出が最高でした。

 

そのまま今度はぐらぐらと揺れる棒の上でのパフォーマンス。オケピのあたりから頭上まで伸びる棒がしなってぐわんぐわん揺れる。これめっちゃハラハラした…!最高にサーカスだった。こっちの方はジュロさんというらしい。この方がなんていうか表情豊かですっとぼけてて表現のレベルが高かった…まさにパフォーマー、エンターテイナーって感じ。

 

もうほんとこのくだりが最高でこのシーンだけ永遠に語ってられるんですが次の話をします。

そのあとは歌のパート。圭吾さんがやっと圭吾さんっぽく出てきました。石丸さんは写真を見た感じ普通に石丸さんだったのに、圭吾さん思いっきり白塗りで普通になじんでるんだもん。おもしろすぎるでしょ。笑

圭吾さんはアムステルダムを歌ってらしたんですが、私圭吾さんのアムステルダムどこかで聞いたことがある気がする…うーん思い出せない…TOYBOXかなぁ…

この時とかもう圭吾さんの足元まで人がいるわけですよ。私も結構近くで見れた。何この空間すごい、めっちゃ近い。

 

そのあとはサバとÇa vaをかけたスケッチとか(すごいクラセンにありそう)、ピノキオモチーフのお芝居とか、あとは2人で綱渡りをやったり、梯子や自転車を使った曲芸があったりとにかく盛沢山。

お芝居は全体的にダークなネタが多くて、それもまたサーカスっぽかったです。このへん結構深い話してたし落ち着いて椅子で見たかった…床で不安定な姿勢で見てると集中力が持たないことが分かりました…笑

 

圭吾さんを見るという意味だと、出番的にもダンスが見られるという点でもクラセン通った方がいいかなってところはあったのですが、圭吾さんをきっかけにこんな非日常が体験できたことが嬉しかったです。舞台にも私は非日常を求めて行くけれど、非日常を見に行くのが舞台だったら、これは非日常を体験しに行く場だなって感じでした。本当に貴重な体験だったなぁ。

 

 

…そんなことをぽつぽつと書きながら東京に戻ってくる予定だったのですが、観劇後頭痛と戦いながら特急に揺られていました。私観劇後に頭が痛くなった経験が何度かあるんだけどなんなんだろう…前にあったのは笛ステの時とプリステの時でした。終わってから突然来るんですよね、興奮しすぎてるのかなぁ。でも車内販売の信玄餅アイスはきっちり食べました。笑

 

7/30までやってます。前売りは完売している回が多いですが、当日券はどの回も多少出るみたいです。是非体験しに行ってください。